2021/02/09 18:46
こんにちは、CheeseGENIC 店長のハルです。
本日の映えコツは「画面の中の色について」
基本色は3色でまとめる
写真に限らず、デザインもそうなのですが、画面の中に色がたくさんある状態はバランスがとりづらく散らかった印象を与えます。
基本の色は3色でまとめましょう。
この写真は、綺麗に3色でまとめられています。
厳密に3色ではなく、例えばジュースが乗っている木の台も同じ「黄色・オレンジ」系統の色ですから、こちらは同じ色として数えます。
こちらの写真では、同系色でうまくまとめています。
主役のファンデーション・脇役の手・背景の布、すべてがベージュ系統にまとめられています。
同系色の場合、3色以上であっても綺麗にまとまって見えますが、
あまりにも近い色だと全体的にぼやけて見えてしまうので注意が必要です。
コントラストやトーンを変えながら、メリハリが出るよう意識しましょう。
最後はこちらの写真です。
こちらの写真の場合、色がたくさん存在していますが、まとまって見えます。
コーヒーやギターの茶色、靴下や背景のグレー、小物のノートにはたくさんの色が含まれています。
これは、ノートが1つの要素として見られている為です。
四角や丸といった枠内に囲まれている物は、まとまりとして捉えられます。
よって、画面内のバランスをうまく保っているのです。
例えば、料理の写真など撮る時。料理にはどうしても色がたくさん含まれてしまいますよね。
ですがお皿に盛られた料理は、お皿という枠内でまとまっているので、1つの要素として数えられるのです。
その場合、背景をなるべくシンプルにして主役の料理が引き立つように見せると統一感が生まれます。
色の組み合わせ
次は、まとめる3色の組み合わせについてです。
これは「色相環」を目安に考えてみましょう。
ネットで「色相環」で画像検索してみると、様々な色が輪っか上に並んでる図が見れると思います。
この色の並びは、近い色・遠い色を表しています。
例えば、先ほどのファンデーションの写真。
この写真は近似色でまとめている、と先ほど説明しました。
3つのファンデーションのうち、黄色っぽいベージュとオレンジっぽいベージュがあり、この黄色とオレンジは近似色にあたります。
色相環上、この2色は隣同士です。
そして、この2色から最も離れた色は「青色」です。
離れた色(補色と呼びます)は、お互いの色を際立たせる特徴があります。
ですので、この写真の背景布を、ベージュから紺色に取り替えてみると、よりファンデーションが際立ってはっきりとした印象に変わります。
この補色を利用している代表例は「クリスマスカラー」です。
緑と赤色は補色の関係。クリスマスツリーに赤い色の飾りつけは、互いの色を際立たせるベストな組み合わせなのです。
このような簡単な色のルールを頭に入れておくと、小物選びの際にも役立ちます!
ご参考にしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。